はじめに
「120mm券をより深く理解するために…」
磁気乗車券に記録される経由駅数が11以上になると、120mm券となります。
上の二枚の乗車券は、同じ経路の乗車券です。しかし長さが異なっています。これは発券端末によって記録される経由駅が一部異なることに因る、と私は考えています。
経由駅数が予想通りとならないことは、上記の例の他にもあります。そんな「深い120mm券の世界」の理解の一助になればと願い、手持ちの磁気乗車券の磁気情報、特に経由駅数と具体的なサイバネコードについて、個人的に調査した結果を淡々と記事にしています。
趣味歴が浅く手持ちの磁気乗車券も少ないですが、それでもどなたかの趣味活動の一助になれば幸いです。なお、読み間違いや解析間違いがあるかも知れませんので、参考程度にご覧ください。
調査したサイバネコードのうち、連絡駅コード、省略コードについては別途まとめていますので、併せてご覧頂ければと思います。
この調査を行うにあたり、以下のサイト様の情報を参考にさせて頂きました。ありがとうございました。
- 磁気きっぷ 磁気情報解析のやり方 (yoshi223 様)
- 路線・駅コード一覧 (DENNO NET 様)
- Yoiko on the Web - 自動改札機の研究 (よいこ 様)
- マルス券の接続駅の磁気符号 (kiha54500 様)
また、以下の特許も参考にしました。
- 特開2007-302078「定期券突合シミュレータ」
(登録公報では具体的な駅コードが伏せられているため、公開公報の方が参考になります。)
(2021.2.5 初版, 2022.9.18 更新)